WordPress5.8での対応について

WordPress の新しいバージョン ver5.8 が 2021/07/20 にリリースする予定です。
今回のバージョンアップでは さまざまな機能アップや仕様変更が大幅にされています。
 

WordPress 5.8 をチェックしています


 

不動産プラグインでは、WordPress5.8の仕様変更 にあわせて 不動産プラグインシリーズ(ver5.8.0~)を 7/26にリリースする予定です。
WordPress5.8 で 不動産プラグインを利用する場合はなるべく WordPress5.8 対応版/動作確認済み版 をご利用するようお願いします。
 

【WordPress5.8 対応版】
不動産プラグイン(本体) ver5.8.0~
不動産イン条件カテゴリプラグイン ver5.8.0~
不動産イン条件利回りプラグイン ver5.8.0~
不動産会員プラグイン ver5.8.0~
不動産会員VIPプラグイン ver5.8.0~
不動産物件ショートコードプラグイン ver5.8.0~
不動産マッププラグイン ver5.8.0~
不動産マッチングメールプラグイン ver5.8.0~
不動産全国都道府県マッププラグイン ver5.8.0~
不動産東京23区エリアマッププラグイン ver5.8.0~
不動産ブロックスライダープラグイン(新) ver1.0.0~

不動産プラグイン テーマベース UNPC ver5.8.0~
不動産プラグイン テーマベース UNPC-Light(新) ver5.8.0~
 

【WordPress5.8 動作確認済み版】
不動産町名検索プラグイン ver5.6.1
不動産校区プラグイン ver5.7.2
不動産AMPプラグイン ver5.7.2
不動産閲覧履歴プラグイン ver5.7.2
不動産汎用CSVプラグイン ver5.7.0
不動産物件管理者プラグイン ver1.9.8
不動産カスタマイズ子カテゴリ検索プラグイン ver1.0.0
不動産カスタマイズ条件検索ウィジェットプラグイン ver5.6.1
不動産カスタマイズ面積検索プラグイン ver5.5.0
不動産イン条件成約プラグイン ver5.6.1
不動産イン条件坪単価プラグイン ver5.5.0
不動産シェアボタンプラグイン ver5.6.0

 

最低動作環境の変更

WordPressブロックエディタのAPIバージョンや仕様変更等で 古いWordPress や 古いphpバージョン では正常に動作させるのが困難になりました。
そこで 不動産プラグインシリーズ(ver5.8.0~)の 最低動作環境を WordPress4.7 から WordPress5.6 へあげるのと、PHP最低バージョンも5.6から7.3へ上げました。
 
【不動産プラグインシリーズ ~v5.7.2】
※動作環境
「WordPress 4.7」以降
「サーバー」
  PHPバージョン 5.6 ~ 7.4
  MySQLバージョン  5.5 以降
 
 ↓
 
【不動産プラグインシリーズ v5.8.0~】
※動作環境
「WordPress 5.6」以降
  PHPバージョン 7.3 ~ 7.4 (8系は未確認)
  MySQLバージョン  5.6 以上または MariaDB 10.1 以上
 
古いバージョンの不動産プラグインや古いWordPressでご利用の方、長年 同じレンタルサーバーを利用している場合 ではサーバーの性能や PHPやMySQLのバージョンの制限などの理由で最新のにバージョンアップできない場合があります。
その場合は新しいサーバーへ移行する事も含めて、プラグインやテーマもフルリニューアルする事を検討してください。

 

IE11 サポートの廃止

IE11のサポートを廃止します。今後フロント側でのIE11での動作確認は致しません。
また、今まで設置していたIE11用のコードを段階的に廃止していきます。

元々、管理画面では以下のように警告が出てIE11では正常に動作していないのと、WordPressがIE11のサポートを5.8から段階的廃止していきますので 不動産プラグインシリーズでもIE11のサポートを廃止致します。
WordPress5.8 IE11 サポート

【IE 11 Support Phase Out Plan】
https://make.wordpress.org/core/2021/04/22/ie-11-support-phase-out-plan/

 

ウィジェットエディタ

ウィジェットがブロックで設置するタイプに変更されました。これによりウィジェットだけではなく投稿用等のブロックも設置できるようになりました。
WordPress5.8 ウィジェットエディタ

ただし、テーマ側で投稿用等のブロックがウィジェットエリアに対応してなかったり、設置するウィジェットが多いとプレビューの表示が遅くなったり途中でフリーズしたりする場合があります。
また、「検索」や「タグクラウド」等は新しくブロック化されてますのでウィジェット版のとはHTML出力がちょっと違います。
 
あと、プラグインやテーマのブロック用CSSの書き出し方によっては ウィジェットブロック が非表示になるケースもあるようです。
【参考】Block widgets editor is hidden if a block enqueues ‘wp-edit-post’ stylesheet
https://core.trac.wordpress.org/ticket/53569

Classic Widgets

ウィジェットエディタで問題があったり、従来のウィジェットの方が慣れている場合は 従来のウィジェットに戻すプラグインがあります。

Classic Widgets


「Classic Widgets」をインストールして有効化するだけで従来のウィジェットに戻ります。
※投稿用等のブロックは「Blookウィジェット」でブロックコードを入力する事で利用可能です。

 
 

新しく追加されたブロック

将来リリース予定の「フルサイト編集(FSE)テーマ」用プロックが追加されました。
※フルサイト編集(FSE)テーマはまだありません。
新しく追加されたブロックを使う場合は十分に注意してください。

WordPress5.8 新しいブロック
【デザインカテゴリ】

「Site Logo」サイトロゴを設置します。
「Site Tagline」ウェブサイトの内容を一言で説明します。
「Site Title」サイトのタイトル。
「Archive Title」
「Post Categories」投稿のカテゴリを表示します。
「Post Tags」投稿のタグを表示します。


WordPress5.8 新しいブロック
【ウィジェットカテゴリ】

「Page List」全ページのリストを表示します。


WordPress5.8 新しいブロック
【テーマカテゴリ】

「Query Loop」クエリの結果としての投稿のリストを表示します。
「Post Title」投稿、ページ、またはその他のコンテンツタイプのタイトルを表示します。
「Post Content」投稿やページの内容を表示します。
「Post Date」投稿の日付を追加。
「Post Excerpt」投稿の抜粋を表示します。
「Post Featured Image」投稿のアイキャッチ画像を表示します。
「Login/out」ログイン/ログアウトのリンクを表示します。
「Posts List」自分の最新の投稿の一覧を表示します。(スティッキーポストを除く)

 
「Site Logo」「Site Title」「Site Tagline」を投稿ページ等に設置して公開保存するとサイトの「サイトのロゴ」「サイトのタイトル」「キャッチフレーズ」も変わってしまいます。
とうしても使いたい場合は公開時に「保存する変更を選択」が出ますので注意してください。
WordPress5.8 やばいやつ

 
 

不動産会員プラグイン

不動産会員プラグインでサイドウィジェットに「会員ログイン」ウィジェットを設置する際に、ログインウィジェットが2つあって まぎわらしくなっています。
正しいのは「会員ログイン」で、「ログイン/ログアウト」ではありませんので注意してください。
 
「会員ログイン」ウィジェット

 
 
「ログイン/ログアウト」ウィジェット

※もし「ログイン/ログアウト」を使ってしまった場合、会員ログインできませんので注意してください。

 
 

WordPressのダウングレード

新しいメジャーバージョンのWordPressがリリースされて すぐにバージョンアップしても、今使ってるテーマや他のプラグインが対応していなくて なんかおかしい場合がよくあります。
 
こんな時は、対応してくれるまで ひとまず変更前のバージョンのWordPressに戻す という方法もあります。
※今使ってるWordPressのバージョンはチェックしてくださいね。
 
【参考】WP Downgrade | Specific Core Version
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-downgrade/