「不動産プラグインが遅い?」と思ったら確認して欲しい5っ+1 の方法

不動プラグインが遅くなったら不動産プラグインはどうしても物件の修正・入替えが多くなります。
おそらくWordPressをブログとして利用するよりはるかにID(記事)を消費します。
気が付くと実際に公開物件は100件程しかないのにIDは10000超えている・・とかになります。そうなってくるとテーブルが肥大化してデーターベースへの負荷も大きくなり、サイト表示が遅くなってきます。
またテーブルが肥大化するとバックアップやリストアが困難になりますので注意してください。

以下、作業する場合は各バックアップを取って御自身の責任によって作業をしてくださいね。

1. 「ゴミ箱」・「下書き」 のデーターを整理しましょう。

成約した物件を削除したつもりで「ゴミ箱」へ溜めこんではいませんでしょうか。「ゴミ箱」に入れてもデーターベース上には残っています。
「下書き」も何らかの理由で、「今は非公開」にしているのでしょうが 数が多いと負担になります。

また「ゴミ箱」「下書き」や 管理画面では見えない「リビジョン」「自動下書き」も後述する「WP-Optimize」を使えば簡単に整理する事ができます。

2. データーベースのテーブルを最適化する。

主な対象は postテーブル と postmetaテーブル です。普通は phpMyAdminで作業しますが、
WP-Optimize (http://wordpress.org/extend/plugins/wp-optimize/
を利用することで簡単に出来るようになります。


WP-Optimizeの画面で必要な所を1つ1つ「最適化を実行する」ボタンを押してください。

ただしオーバーヘッド が大きい場合は要注意です。
○M以上 とかでしたらデーターベースのバックアップをとってから作業してください。(○○Mになったら最適化に失敗してテーブルが壊れるかもしれませんので注意してください。)
これは定期的に手動で実行してください。

また、あまり効果が無い場合は phpMyAdminで ALTER TABLE や REPAIR TABLE を検討してください。

phpMyAdmin
phpMyAdmin画面

【重要】データーベースのバックアップは必ずとるようにしてください。何かあっても知りませんよ

 

【宣伝】「不動産データベースメンテナンスプラグイン」でしたらボタン1つで最適化します。
不動産データベースメンテナンスプラグイン
また、不動産プラグイン用の特殊なINDEXを設定することにより、サイトの表示速度の向上が期待できます。

3. サーバーのPHPメモリーリミットを確認、拡張する。


WordPress上でPHPメモリーが不足すると予測のつかない挙動をします。
特に管理画面ではウィジェットが保存できなかったり物件情報が欠落したりします。
サーバーのPHPメモリーを確認してください。(管理画面 ツール→サイトヘルス 「情報」で確認できます)

できればサーバーのPHPメモリーリミットを256M以上に変更してみてください。 メモリーリミットの変更方法は、サーバーによって違いますので、サーバー会社へ問い合わせてみてください。

また、こちらも参考に変更してみてください。 →WordPress Codex PHP の割り当てメモリを増やす

4. 使っていないプラグインを停止又は削除する。


WordPressではとても便利なプラグインがたくさんありますが、本当にそのプラグインは必要でしょうか。とりあえず試してみて放置していたり、なんとなく使っていたりしてはいませんか?
例えば WP-Optimize は使う時だけ有効化すればいいので通常は停止しておいたほうがいいでしょう。
一度、入れているプラグインを整理してみてください。


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5. サーバー移行を検討する。


もしかしたら、5年以上前から同じレンタルサーバー、サービスを使い続けているのではないのでしょうか。
使い方が慣れているとか、安いから、などいろいろ事情はあると思いますが、最近サービスリリースされたサーバーはとても高性能です。
WordPress利用を前提にチューニングされたサービスもいろいろ出ています。

ここらでサーバー移行を検討する時期かもしれません。

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+1. 不正なアクセスはありませんか?

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WordPressがデフォルトで設定する ”admin”アカウントのパスワードを辞書を使用して見つけようとする大規模無差別攻撃が行われています。
秒あたり10回くらいでやってくると、さすがにサイトは重くなります。

対策方法の一つとしてこちらの記事を参考にしてみてください。
WordPressブルートフォースアタック対策